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脳卒中ガイドライン2004(GL2004)から
脳卒中ガイドライン2009(GL2009)に改訂があり
エビデンス件数として1a~4(数字はローマ数字)まで
301件から491件に増加している。
内訳としては
1a   0%→ 0%
1b  9.1%→14.4%
2a  6.1%→16.6%
2b 24.2%→25.5%
3  50.0%→37.7%
4  25.8%→ 8.8%
とエビデンスレベルの高い物が増加している。

推奨度の高いグレードAの概要を説明する。
グレードA
急性期
 ・リスク管理のもと早期からの
  リハビリテーションを行うこと。
  (早期坐位・立位・装具を用いた早期歩行練習、
  摂食・嚥下訓練、セルフケア訓練)
 ・リハビリテーションチームによる集中的で
  積極的なリハを行うこと。
維持期
 ・体力・筋力・歩行能力の維持・向上を行うこと
運動障害・ADLに対して
 ・機能障害・能力低下の回復を促進するため
  早期から積極的にリハを行うこと。
 ・発症早期では効率的な能力低下の回復を促すため、
  訓練頻度を増やす。
歩行障害に対して
 ・起立・着座訓練や歩行訓練の量を多くすることは
  歩行能力の改善のために強く勧められる。
上肢機能障害
 ・麻痺側上肢に対し特定の訓練を積極的に
  繰り返し行うことが強く勧められる。
  (麻痺側上肢はリーチ運動、メトロノームを合わせた
  両上肢の繰り返し運動、目的志向型運動、イメージ訓練など)
痙縮に対して
 ・片麻痺の痙縮に対して、ダントロレンナトリウム・チザニジン・
  バクロフェン・ジアゼパム・トルペリゾンの処方を考慮すること。
 ・可動域制限に対しボツリヌス療法(保険適応外)が勧められる。
体力低下に対して
 ・麻痺側下肢の筋力トレーニングは下肢の筋力を増加させる。
 ・有酸素運動もしくは有酸素と下肢筋力強化を組み合わせた運動は
  有酸素性能力、歩行能力、身体活動性、QOL、耐糖性を改善させる。

日本の脳卒中治療は脳循環動態に与える影響から
臥床が国際基準よりも長い傾向があった。
ガイドラインからリスク管理を十分にした上での
早期離床は非常に有効なことが示されている。
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