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脳卒中の発症直後の超急性期の対応は
患者の予後を決定する要因としては
非常に大きなウエイトを占める。

脳の細胞死をできるだけ少なくするために、
現在超急性期に最も期待されている治療が
rt-PA静脈療法である。
ターゲットとなるのは虚血中心領域の
周囲に存在するペナンブラで
早期に改善させることが目的となる。
ペナンブラは細胞死には
至っていない場所であるため、
再灌流が早期に起これば回復する。
逆に言えば再灌流障害が続けば、
アポトーシスや梗塞化してしまう領域でもある。

rt-PA静脈療法は
(recombinant tissue plasminogen activation)
遺伝子組み換え組織プラスミノーゲンアクティベータと
呼ばれるものであり、2時間以内の来院と
3時間以内の投与が必要となる。
しかしながら現状では救急搬送までの時間や
ベッドの空き、スタッフの充足状態、画像機器の設置など
限られた条件の中での治療となっており
現場ではそれらが円滑に行うことができる患者は少ない。

治療前にはMRI画像を行うため、
体内金属やペースメーカをつけている患者は
施行することができない。
MRIでは拡散強調画像
(DWI:Diffusion-Weighted Image)で行う。
また脳出血との鑑別は
T2強調画像(T2WI:T2 weighted image)を行う。

また臨床症状はNIHSS(脳卒中の重症度の評価)を行い、
画像での病巣と臨床症状が一致するかどうかは
大切なポイントとなる。

また急性期治療では血圧のコントロールは
非常に重要である。
脳梗塞の場合は220/120mmhg以上の場合、
85~90%を目標に降圧を行なっていく。
脳出血の場合は180/130mmhg以上の場合、
80%を目標に降圧を行っていく。
しかし頭蓋内外の主要血管に狭窄を認める場合、
過剰に脳還流を低下させ神経症状を悪化させる可能性もある。

また嚥下障害の評価は誤嚥性肺炎のリスクが高いため
気をつけなければならない。
誤嚥性肺炎は直接死に繋がってしまうため
死亡率を低下させるために気をつけなければならない。

また脳卒中後、早期1週間以内の座位、離床訓練は
深部静脈血栓症、褥瘡、関節拘縮、誤嚥性肺炎の
予防に有効であり早期退院や機能予後改善にも有効である。
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