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病巣によって出現する症状は変化する。
大別すると大脳皮質、内包、被殻、視床、
脳幹、小脳となる。

特徴的な病巣と症状では
放線冠から橋の障害では
錐体路が収束する部位と
顔面神経が出る部位なので
顔・上下肢の同程度の麻痺が生じる。

皮質の障害では
上肢のみ下肢のみなどの単麻痺が生じる。

前頭葉のBroca領域(下前頭回の弁蓋部と三角部)の
障害では運動性失語(Broca失語)が生じる。
言語の理解は可能だが復唱は障害。
自発的な言語や文字の表出が困難となる。

側頭葉のWernicke領域(上側頭回部)の障害では
感覚性失語(Wernicke失語)が生じる。
自発的な言語は流暢だが自分の話していることが
理解できず言語内容は意味不明となる。
言語や文字の理解が障害される。

右大脳半球の障害(頭頂葉を含む広範な病巣)では
左半側空間無視が生じる。
左半分を向こうとしない、
左半分の刺激に反応しないなどが生じる。

延髄外側の障害(後下小脳動脈・椎骨動脈)では
Wellenberg症候群が生じる。
嚥下障害(球麻痺)のほか、
同側顔面、対側体幹、四肢の温痛覚の障害。
同側小脳失調、horner症候群(同側の眼瞼下垂、眼球陥没、縮瞳)
運動麻痺が生じる。

MLF(medial longitudinal fasciculus syndrome)
(橋の側方注視中枢と動眼神経を連絡する場所)
非障害側を注視しようとした場合、
障害側の眼球は内転できず非障害側の眼が眼振を起こす。
(数日で改善する場合も多い)

病巣により特徴的な症状が出現する。
これらの症状が日常生活に影響することもあるため
どのような特徴か理解しておくことで
家族の混乱をある程度軽減させることができるかもしれない。
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