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歳を重ねるに従って、神経機能は自然に低下してくる。
具体的に低下するものとしては
ついさっきのことを忘れてしまう短期記憶。
さっき聞いたことを忘れたり
とりに来たものを忘れたりというものである。

また認知プロセスのスピード。
論理的な話を理解するのに時間がかかり
難しいことがよくわからなかったり、
本を呼んでもいまいち頭に入ってこなかったり、
新しい仕事が憶えられなかったりというものである。

他には睡眠。寝つきが悪くなったり、
一度目が覚めるとなかなか寝付けなかったり、
度々目が覚めたりというものである。

視覚・聴覚の変化や姿勢や歩行の変化なども
生じてくることも多い。

これらは自然に低下するものであり、
どの程度の度合いかや、日常生活に支障が出るか
気にする人かどうかなどにより
訴えの重要度は変わってくる。
よって疾患と正常の線引きは難しく、
訴えがないもしくは病院に受診しなければ
治療は受けることはないのが現状である。

その点では症状があるかどうかより
患者のQOLを重視する点ではリハビリテーションの
考えと重なるところもある。

またこれらの神経機能の低下は自然経過とともに
遺伝、栄養状態、感覚・運動・知的な刺激によっても
影響することが分かっている。
同じ年齢でも神経機能が低下する人としない人の
違いはそれらの要素が関係していると言える。
今後、それらの要素の研究が進めば
神経機能の低下を予防する方法がより
一般的に広がって行くのかもしれない。

1)Morris J,McManus D.The Neurology of Aging;
 Normal versus pathologic change.Geriatrics
 1991;46:8,47-54.
2)Timiras PS.Physiological Basis of Aging
 and Geriatrics,2nd ed.Boca Raton,FL:CRC Press;1994
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