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日本が集団主義から個人主義に変わりつつあることで、
対人関係のあり方や考え方に変化が必要になっている。
ベストセラーとなったアドラー心理学は
こうした変化において効果的に
方法論を示しているのではないだろうか。

対人関係から幸福に生きる方法まで
どのように捉え考えていけば良いのか、
アドラー心理学について述べていく。

まず私たちが最も親しんでいるのは
フロイトの心理学ではないだろうか。
人の行動は過去の出来事によってつくられるものであり、
親の育児やトラウマなどの因果律を
元に行動をするといった考えである。
これは原因論であり、
それに対してアドラーの見解は違いがある。
アドラーは人は目的のために動くのであって、
過去の出来事は事実ではあるが、
それをどう解釈するかは自分自身で決まるとする。
要するに人は目的によって感情を
無意識のうちに選択している目的論といった立場をとる。

例えば非行をした少年に対してどう解釈するだろうか。
原因論で考えると「親の育て方や家庭環境が原因で非行をした。」
と解釈されるのではないだろうか。
目的論で考えると「親への復讐の目的で非行をした。」
と解釈される。
親の育て方や家庭環境が悪くても必ずしも、
非行に走るとは限らない。非行をするという選択を
目的のために実行したことがその少年の理由だと言う。
非行に走ることで、両親は悩み、苦しむことになる。
自分の受けた悲しみや苦しみを
親も同じように受けて欲しいという目的があったから、
非行という行動を選択したと言うことである。

こう考えていくと変えることのできない
過去やトラウマが原因ではなく、
なぜそのような行動をとったのかという点に
焦点を絞ることができる。
人はどのような感情を選ぶかどのような行動を選ぶかは
自分で決めることができる。
人間はそんなに弱くはないことを示す一つの解釈ではないだろうか。

目的論では人の行動は過去やトラウマが関係するのではなく、
自ら感情と行動を目的によって選択できるとする。
起きた出来事そのものは事実ではあるが、
それに意味付けをし、複雑にするのは自らの主観である。
ようするにその捉え方そのものを変えることで、
人は前に進むことができるという。
この感情や行動は性格によってつくられるのではなく、
あり方(世界観)を感じるライフスタイルというものであり、
自ら選ぶことができる。
しかしながら、これは簡単なことではないのは
皆が感じることである。
不平や不満があるけれども
なかなか考え方を変えて努力をするのは難しい。
これは人は不満や不自由よりも楽を選ぶためであり、
今のままが楽だというところに落ち着きやすいためである。
またライフスタイルを変えることで多くの犠牲も生じる。
努力をすることで楽しみとなる趣味や遊びが
奪われなければならないのも理由の一つとなるのだろうか。
ただ変わらなければ得られないものも多くあることは
知っておく必要があるのかもしれない。
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