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医療従事者の燃え尽き症候群は1970年代にアメリカで報告、
80年代には日本でも紹介され専門職の疾患として注目された。
原因としては同情し過ぎて感情的に疲れる同情疲労説と、
仮面によりいわゆる営業スマイルにより疲れてしまう、
感情不一致説の二つの仮説が議論されてきた。

医学研究科准教授の高橋英彦、
こころの未来研究センター教授の
カール ベッカーなどのグループにより
機能的MRIで脳活動からそれらの仮説の検証を行なった。
その結果、同情疲労説より感情不一致説のほうが
燃え尽き症候群の徴候をよく説明できることが示された。

機能的MRIの脳活動の強さを検証すると、
自身の感情を認識することに関わる
島皮質全部と側頭頭頂接合部の活動が弱い人ほど、
燃え尽き症候群の徴候が強いことが判明した。

また共感に関わる脳活動が弱い人ほど、
感情の自覚や表現が不得意で
感情の内面と表現の不一致が感じやすいことが示された。

自分自身の感情をしっかりと認識すること。
そして自分の感情を自覚し、
相手への表現と一致することが重要である。
これは共感する力の強い人ほど高い傾向があり、
心というものを日頃から向かい合う必要があるのかもしれない。

1)S Tei, C Becker, R Kawada, J Fujino, K F Jankowski,
 G Sugihara, T Murai and H Takahashi
 "Can we predict burnout severity from empathy-related
 brain activity?"Translational Psychiatry (2014) 4,
 e393 Published online 3 June 2014
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